食事のときは、脳からのさまざまな指令が胃に伝わります。さらにその指令を、胃が、膵臓や肝臓、胆嚢、小腸、大腸へと順序よくふり分けて伝達します。また、胃には食欲増進の信号を送るグレリンという食欲刺激ホルモンがあることがわかっています。グレリンの働きにより、胃から脳への情報のフィードバック(反映)が行なわれます。
この司令塔(胃)がなくなるということは、各臓器の消化・吸収の連携がうまくいかなくなるということです。それを補うためには「胃手術後に適した食べ方」を実践する必要があるのです。
>>3:口を胃の代役に!