胃を切った人の筋トレ⑨【自宅にある物を利用したトレーニング編】
自宅でのトレーニングは、かけられる負荷に限界があると思われがちですが、アイデアひとつで身の回りにある物がトレーニング器具になります。今回はそのアイデアを紹介します。
ペットボトルで負荷が調整できる
ペットボトルはダンベルの代わりになりますが、握れるのは、せいぜい2L(2㎏)まででしょう。そこで、リュックやバッグなどにペットボトルを何本か詰めると、それなりの重さになります。詰めた本数によって、自分のトレーニングに合った重さに設定できます。
リュックや肩掛けバッグをバーベルの代わりに
ペットボトルを入れたリュックや肩掛けバッグはバーベルの代わりになります。リュックは身体に密着するので腰へのストレスが少なく、スクワットが自然に行えます。
背筋を真っ直ぐに保ったまま、状態を倒すことで、背中を鍛えることもできます(ベントオーバーロウ)。
また、リュックのハーネス(肩にかける部分)を持って、肘ひじを高く挙げれば、肩・上腕二頭筋を鍛えるアップライトロウを実施することもできます。
まとめ
ダンベルを購入するのも良いですが、各種の重さを揃えると場所をとってしまします。自宅にある物を工夫して利用すると自宅でのトレーニングでも負荷がかけられます。大きめのリュックなら2Lが5本(10kg)は入るでしょう。10㎏あればスクワットをしてもそれなりの負荷になります。
これによって初心者や高齢の方はフィットネスクラブに通う必要はなくなり、時間的にも経済的にも効率が良くなりますので、取り入れてみてはいかがでしょうか。
10㎏が楽に扱えるようになったら、いよいよ設備のあるフィットネスクラブへの入会を検討すると良いでしょう。