胃を切った人の筋トレ⑧【スプリットスクワット編】

スプリットスクワットは、臀部(でんぶ)と下肢全体を鍛えるエクササイズです。ほぼ片脚で体重を支えるため、強度の高いエクササイズに入ります。

主に鍛えられる筋肉

臀部(腰の下の肉が左右に盛り上がっている部分=おしりの辺り)と下肢全体の筋肉

目的

下肢筋力の強化とバランス能力の向上に非常に効果的です。

ポイント

スクワットを15回ずつ3セット行っても、余力を感じる方はスプリットスクワットに移行すると良いでしょう(スクワットの項を参照)。
脚を鍛えるエクササイズなので、昇降動作をゆっくり行い、筋肉に負荷をかけていきます。
初めはバランスが取りづらいので、手をついてバランスを修正できるイスや手すりなどの近くで行いましょう。
おしりから太ももの裏側に疲労がたまるようになれば完璧です。
膝や腰に違和感を感じる場合は、下記の「よくあるエラーと注意点」で示した動きになっている可能性が高いので注意しましょう。

スタート姿勢
・足を前後に開いて立つ(後足はつま先立ち)

スプリットスクワット①

動作中
・前脚側の股関節を引きながら重心を落としていく(上半身が少しずつ前傾してくる)

スプリットスクワット②

動作完了姿勢
・最下部まで重心を落としたときには、体重が、ほぼ前脚に乗っている(背筋は常に真っ直ぐに)

スプリットスクワット③

・前脚で地面を踏みつけるようにして立ち上がり、スタート姿勢に戻る

スプリットスクワット④

よくあるエラーと注意点

・しゃがむ際に、膝だけでしゃがもうとする(写真)→股関節を後ろに引きながら、おしりを下げるようにする

スプリットスクワット エラー①


・しゃがむ際に、猫背になってしまう(写真)→背筋は真っ直ぐのまま股関節から折るイメージで行うようにする

スプリットスクワット エラー②

スプリットスクワットでお尻、太ももを鍛える