新潟県立がんセンター新潟病院

胃を切除した人・これから胃を切除する人に対する診療方針・メッセージ

がん治療専門病院として、治療方針は日本胃癌学会の胃癌治療ガイドラインにのっとって決定し、標準的医療を提供することを心がけています。胃や迷走神経の機能を温存する縮小手術のみならず、根治を目指した拡大手術や化学療法にも力を入れており、わが国でも有数のがんセンターとして治療成績の向上、合併症の少ない手術を心がけています。

胃手術後のケアに対する取り組みは

  1. 栄養相談について
    栄養課では管理栄養士が献立を作成し、専門の調理師が食事を提供しています。入院および外来の患者さんの栄養相談には力を入れて応じています。栄養相談は栄養相談室で随時行っていますので(月~金曜日、9:00~16:00)、気楽にご相談ください。
  2. 後遺症の説明とケアについて
    胃切除後の合併症や後遺症に対しては小冊子「胃の手術を受けられた方、受けられる方へ」(全59頁)を作成し、必要時に説明しています。また、術後の経過観察スケジュール表を作成し、長期の経過がすぐにわかるように工夫しています。
  3. 院内での活動について(患者を対象とした集まりなど)
    アルファ・クラブをお手本にして平成8年に患者さんの会「胃・友の会」を設立し、現在も継続して活動を続けています。毎年総会を開催するだけでなく、毎年2回の会報発行、地域活動や研修旅行、会員交流会、勉強会や種々の趣味の会などで頻繁に交流を深めています。
施設名 新潟県立がんセンター新潟病院
住所 〒951-8566
新潟市中央区川岸町2-15-3
最寄駅 JR越後線「白山駅」より徒歩5分
URL https://www.niigata-cc.jp/
TEL 025-266-5111
FAX 025-266-5112