国立病院機構名古屋医療センター
胃を切除した人・これから胃を切除する人に対する診療方針・メッセージ
胃切除後の経口摂取は、食べられる種類、食べられる量が手術前とかなり異なり、ダンピング症候群という後遺症もでることがあります。また、抗癌剤などを服用する場合もあり、食事摂取の状況は個々の患者さんによって様々です。食べ方やちょっとした心がけで、食事に伴う不安・苦痛がかなり改善されることがあります。術後半年程度を目安に、個々の患者さんに応じて、通常の(手術前とまったく同じという意味ではありません)食事への移行ができるように、患者さんの食習慣・環境等を考慮した上で食事に関するサポートを行います。
胃手術後のケアに対する取り組みは
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栄養相談について
入院期間中(手術前に1回、退院前に1回の計2回)に、退院後の食事について栄養指導を実施するとともに、退院後の外来受診時に食事についての簡単な相談ができる窓口を設けてあります(毎週火・金曜日、午前10時~12時、栄養相談室にて栄養士が対応致します)。 -
後遺症の説明とケアについて
ダンピング症候群・食欲不振・体重減少(増加しない)など、食事に関連する相談を行っています(外来受診時に栄養相談窓口にて栄養士が対応致します)。
施設名 | 国立病院機構名古屋医療センター |
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住所 |
〒460-0001 名古屋市中区三の丸4-1-1 |
最寄駅 | 地下鉄名城線「名古屋城駅」より徒歩1分 |
URL | https://nagoya.hosp.go.jp/ |
TEL | 052-951-1111 |
FAX | 052-951-0664 |