国立病院機構小倉医療センター

胃を切除した人・これから胃を切除する人に対する診療方針・メッセージ

体の状態、胃癌の進行度、社会的状況などは、患者さん一人ひとりで異なります。医学的見地からだけでなくそのすべてを踏まえたうえで、治療方針について共に考え決定していきます。腹腔鏡下手術を積極的に取り入れています。

胃手術後のケアに対する取り組みは

  1. 栄養相談について
    栄養サポートチームが2006年から立ち上がり活動しています。また、術後退院までに2回の栄養指導を管理栄養士が行うとともに、外来で必要と判断した場合も医師、栄養士、薬剤師などが協力して栄養のサポートを行います。問い合わせは消化器病センターへどうぞ。
  2. 後遺症の説明とケアについて
    手術直後に起こりうる合併症および一般的な後遺症については、手術前にご説明いたします。ただし、術後しばらくたってからの状態は個人差が大きいので、患者さんの状態を見ながら、そのつど説明、指導および治療を行っております。
  3. 院内での活動について(患者を対象とした集まりなど)
    あらゆる進行度の胃癌に対しての治療体制が整っておりますので、セカンドオピニオンを含め様々なご相談に対応いたします。また、栄養サポートに関する勉強会を月1回行っています。栄養に問題がある方には随時、栄養士がベッドサイドに訪れ、必要な場合は週に1回、栄養サポートチーム(医師、栄養士、薬剤師、看護師、検査技師)がラウンドいたします。
施設名 国立病院機構小倉医療センター
住所 〒802-8533
北九州市小倉南区春ケ丘10-1
最寄駅 JR「城野駅」、モノレール「北方駅」
URL https://kokura.hosp.go.jp/
TEL 093-921-8881
FAX 093-922-5072