おおもと病院
胃を切除した人・これから胃を切除する人に対する診療方針・メッセージ
当院では、早期胃がんかそれに近いものに対しては、センチネル理論に基づいて、術中内視鏡でがん周囲にリンパ行性色素を注入し、がんからのリンパ流領域のリンパ節郭清は十分に行います。一方、胃は最小限に小さく切って治すという、胃切除術後障害の少ない手術を行っています(胃局所切除、分節胃切除、幽門保存胃切除など)。これらの手術後のQOLは定型手術(3分の2以上の胃切除+D2リンパ節郭清)より、有意に良好であることが、術式ごとに胃切除後のQOLを比較した質問表(PGSAS-45)により証明されました。
胃手術後のケアに対する取り組みは
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栄養相談について
術後の患者さんの日頃の食事状態をお聴きして、的確な食事指導を行うように努めています。 -
後遺症の説明とケアについて
胃切除後障害については、胃切除の術式別にも説明しています。 また、食事については、小冊子「胃を切った方の快適な食事と生活のために」(胃外科・術後障害研究会編)も配布して説明しています。 -
院内での活動について(患者を対象とした集まりなど)
定期的に開催する健康教室では、胃切除後障害についての講演を行っています。
施設名 | おおもと病院 |
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住所 |
〒700-0924 岡山市北区大元1-1-5 |
最寄駅 | JR「大元駅」より徒歩約7分、JR「岡山駅」よりタクシー15分 |
URL | http://oomotohosp.jp/ |
TEL | 086-241-6888 |
FAX | 086-241-6896 |