公益社団法人 鹿児島共済会 南風病院
胃を切除した人・これから胃を切除する人に対する診療方針・メッセージ
これから胃切除を受ける患者さんは、疾患の根治性、手術の安全性、低侵襲(体への負担の軽減)、術後の生活の質、また、気持ちの持ちように影響を与える整容性も考慮することが重要です。また、胃を切った後の空腹感・食欲の増加や食事の満足度は、患者さんの人生を幸せにするものと考えられます。定期的な疾患の病状チェックとともに、このことも診察していくことが、大切です。
胃手術後のケアに対する取り組みは
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栄養相談について
胃切除後の入院中には、食事開始時と退院時の2回、栄養科にて担当栄養士が栄養指導を実施しています。 その後、栄養相談は、外来診察時、ご本人の希望や医師が必要とする患者さんに対して、随時実施しています。特に指定の曜日、時間等は設けていませんが、外来診察前後で行っています。 -
後遺症の説明とケアについて
胃切除後の後遺症の説明は、手術前より充分に行います。ただし、時間の経過とともに、術直後に比べて食べられるようになること、当院では、術式の工夫をしていること等を説明します。 術後は、医師の診察とともに、食事に関しては栄養士が、一日の必要食事摂取量を確保できるように、一人ひとりの状況に合わせた量を充分に説明し、場合によっては、補助食品の紹介も行っています。当院では、術後早期より、蛋白質や鉄含有量の多い食事の摂取も勧めています。 -
院内での活動について(患者を対象とした集まりなど)
現在のところは患者さんに個別に説明をすることにとどまっていますが、今後は、胃切除後の患者さんの集まりも必要と考えています。
施設名 | 公益社団法人 鹿児島共済会 南風病院 |
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住所 |
〒892-8512 鹿児島市長田町14-3 |
最寄駅 | JR「鹿児島中央駅」より車15分 |
URL | http://www.nanpuh.or.jp |
TEL | 099-226-9111 |
FAX | 099-225-8096 |