胃を切った人の筋トレ⑤【デッドリフト編】

デッドリフトはスクワットに似た動きで、使う筋肉はスクワットとほとんど同じですが(スクワット編を参照)、重りを担ぐのではなく、手に持って行うのため、背中・腰や握力を非常によく使います。

主に鍛えられる筋肉

背中から腰にかけての筋肉

目的

背中から腰にかけての筋肉を強化することにより、日常生活では、物を持ち上げる際のギックリ腰の予防に繋がります。

ポイント

最初は何も持たずに、写真のような姿勢で動けるまで訓練します。腰回りの筋肉の緊張感が得られれば良しです。
慣れてきたら写真のようにチューブを足で踏んで下から引っ張ったり、軽いダンベルを両手に持ったりして負荷をかけると良いでしょう。

スタート姿勢
・足は肩幅に開き、胸を張って背筋を真っ直ぐにして立つ

動作中
・下降時はゆっくりと股関節を後ろに引きながら胸を地面に近づけていく
・胸を張ったまま、顔は常に正面を向きながら行う

デッドリフト②

動作完了姿勢
・腰の筋肉の緊張、お尻・太もも裏に伸びが感じるまで下ろす(腰から背中にかけて常に反ったまま、股関節からお辞儀をするようなイメージで)
・その後、スタート姿勢に戻る

デッドリフト③

よくあるエラーと注意点

・スタート姿勢に戻るときに、腰から上がろうとすると、猫背になり、腰を痛めるので、腰から背中まで反ったまま胸から立ち上がりましょう。
・動作中に下を向いてしまうと、猫背になりやすく、体全体の姿勢が崩れるので、常に顔は正面を向きます。

ダンベルによる時短トレーニング!【スクワット】【デッドリフト】【ベンチプレス】