ご挨拶


代表顧問

青木 照明

青木 照明

1970年代、日本では胃癌に限らず、胃潰瘍・十二指腸潰瘍のような良性疾患でも胃切除術が病気を治すベストの方法であると教え込まれ、「胃切除術後障害」という概念は、欧米の肉を主食とする人種の問題であり、米(シリアル)を主食とする日本人には、発生しても数パーセントの極めて珍しいものであると外科学会でも報告されていました。そのような時代に、梅田幸雄さんから胃を切った1,000人の調査を基にした、患者サイドの直接の悩みが報告されたのはショックでした。たまたま、米国留学で「胃を切らない」潰瘍治療方法と「胃術後障害」の研究に携わって帰国した自分にとって絶好のフィールドワークの場所として、本会の立ち上げ当初から顧問医に参画させていただきました。

その後には純学術的な「胃外科・術後障害研究会」の創設にも参画し、このたび研究会員有志による地道な十数年の研究成果をまとめた書籍『外来診療・栄養指導に役立つ 胃切除後障害診療ハンドブック』が発行されましたことは誠に喜ばしいことであります。

会員の皆さまからいただくアンケート情報や体験記などからも多くを学ばせていただいております。アルファ・クラブの「医師と患者の話し合い」の掛け橋になれれば幸いです。

【プロフィール】
昭和11年、栃木県生まれ。東北大学医学部卒。東京慈恵会医科大学外科学講座主任教授を経て、平成14年より国際協力事業機構健康管理センター・健仁会益子病院・汐留みらいクリニック・日本テレビ通りクリニック顧問医。

発行人

堀川 浩司

堀川 浩司

このたびアルファ・クラブ会報の発行人を拝命いたしました堀川でございます。1982年、私が大学を卒業し社会人となったその年に当会が設立されたことに因縁浅からぬものを感じております。その様な因縁ゆえに、発行人の役割を頂戴したと考え、会の更なる発展に全力を尽くす所存です。手術が終わっても、病との闘いは終わらない。しかもそれは経験した者しか分からない。恥ずかしながら、そのことを当会の活動を通して初めて知りました。

アルファ・クラブの設立者であり協和企画創業者でもある故・梅田幸雄の遺志を肝に銘じて、当会の発展のために精励いたします。どうか倍旧のご指導ご鞭撻を賜れますようお願い申し上げ、発行人就任のご挨拶とさせていただきます。末筆ながら、会員皆様の益々のご健勝を心よりお祈り申し上げます。

【プロフィール】
1958年大阪生まれ。1982年京都大学農学部を卒業後、外資系医薬品会社勤務を経て、2013年、(株)協和企画入社。現在、同社の取締役執行役員。
食生活Q&A

創刊35周年記念企画実施中

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