一般社団法人化についてのお知らせ


アルファ・クラブが「一般社団法人胃を切った人友の会アルファ・クラブ」として再スタート

アルファ・クラブは、企業のボランティア部門から独立後、任意団体として活動してまいりましたが、会の基盤を強化するために、2021年2月9日付で「理事会を設置する一般社団法人」として登記を行いました。

以後、定款を会の運営に即した内容にするために、社員、会員の位置づけ、理事会、総会の進め方などを再検討し、この度、定款を改定しましたので、組織をお知らせします。

  • 〔役員〕代表理事(会長)/青木照明 理事/上西紀夫、高山美治、梨本 篤 監事/宮﨑 紀
  • 〔正会員=一般法人上の社員〕青木照明、岩本峯明、香川末信、佐藤正徳、久本 剛、松井寿一、松田智子、宮﨑 紀、森本啓子
  • 〔会員構成〕個人会員、賛助会員、病院賛助会員
  • 〔事務局〕事務局長/佐藤正徳 編集長/久本 剛

創立40年、改めて胃無し難病克服へ

青木照明(アルファ・クラブ代表理事)

AOKI
本会は1981年に、現㈱協和企画の創立者であった、故梅田幸雄氏が自ら体験した胃全摘手術の苦しみから、御子息に背負われて全国の胃切除後の患者さん千人を訪ね歩き、収集した情報をもとに企画設立された。翌1982年に、胃を切った人の情報誌『ALPHA CLUB』創刊号が「胃を切った人1000人アンケート」を掲げて発刊され、以降《胃を切った人友の会アルファ・クラブ》は胃切除者が自らの努力と工夫で術後障害を克服していくことの支援をモットーに任意団体として、40年間様々な活動を続けてきた。

設立当時、医学界では、良性の胃十二指腸潰瘍と胃がん両者に様々な術方法が用いられていたが、原則的に、本人にがんの告知は行わず、手術は潰瘍治療として行われた。胃を一定量残す、良性の潰瘍の手術後の比較的克服しやすい後遺症は、医療提供者側の関心事ではあまりなかった。外科学会等での報告でも術後障害の発生率は数%とされていた。梅田氏の調査では80%近い患者が何らかの後遺症を経験しており、医療現場では無視されていたことが判明した。

その頃、良性の潰瘍には画期的な治療薬の開発で手術適応は急減し、手術は、がん根治術として普及し始めていた。梅田氏の調査結果は術後患者の自覚を促し、医学界には、胃手術法と術後障害に関する研究の進展を求めてきた。そして胃切除術=胃がん手術との認識が急速に広がり、手術後の体の苦しみに、がんとの闘いという精神的苦痛が大きく加わってきた。

本会が発信する情報は「同病相憐れむ」仲間達に貴重な救いとなったが、同時に、専門家による胃手術・術後障害の研究が大きく進歩を遂げ、ようやく近年、客観的評価に基づく術後障害の実態と対応法が研究会でまとめられ、本会の情報紙にも紹介された。胃がん全体の罹患率はピロリ菌除菌の普及とともに僅かながら減少傾向にあり、手術後5年生存率は60%超となり、胃がんは治る病気となった。しかし、政策としての医療の集中と効率化の結果、早期診断は検診センター方式で機械的に、手術は大病院での短期入院で行われ、術後ケアは再発防止を中心に5年生存を目途に行われており.術後障害を視野に置いたリハビリテーションはおろそかにされがちである。

一方、20年ほど前に発見された胃内分泌ホルモン「グレリン」の生理学的機能の詳細解明に伴い、胃切除術後障害の病態が明らかとなり、毎日の「食べ方リハビリテーション(食べ方リハビリ)」には患者自身の努力と工夫に加えて、より積極的な医療介入が求められている。がんは治っても新しい多彩な症状を呈する「胃無し難病」の実態を認識し、克服しなければならない。

そこで本会も、より組織的・積極的に啓発活動を推進すべく、先般、法人格を取得し組織作りを進めてきたが、8月から、善意の賛助会員(病医院・個人)と、一公益福祉財団のご支援を頂き、個人会員の諸氏とともに新しい態勢で再出発する。皆様、どうぞご賛同とご協力をお願いします。

(会報「ALPHA CLUB」2021年7月号)

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